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つれづれと草る日記

つれづれと草りたいときに草る日記です。

スゝメの漫画

漫画 人生 偉い人の言葉

町田くんの世界安藤ゆき

この漫画は一言で言うと人間肯定の漫画。
広く人を愛する精神を表現している。

 

 

 

 

ところで人生に悩み論語を図書館で借りてきて読んでいたらこんな一節が心にとまった。

 

『子夏曰、賢賢易色、事父母能竭其力、事君能致其身、與朋友交、言而有信、雖未學、吾必謂之學矣』

「子夏が曰わく、賢を賢として色に易え、父母につかえては能く其の力をつくし、君につかえては其の身を致し、朋友と交わるに言いて信あらば、未だ学ばざると雖も、吾必ずこれを学びたりと謂わん。」
(子夏が言うには、優れた人を優れた人として慕い、父母に仕えてはよくその力を尽くし、君に仕えてはよくその身を捧げ、朋友と交わるときには話した言葉に誠実であれば、まだその人が学問をしていないと言っても、私はきっとそれを学のあることだと言うだろう。)

 

いきなり何の話だというと、これを読んで最近読んだ漫画を思い出したのです。
それが冒頭であげた『町田くんの世界』です。
子夏が論語で評する人物が町田くんにそっくり。ではないけど彷彿とさせる。

 

 

 

 

町田くんは人を愛し、家族を愛し、友人を大事にする誠実な高校生だ。
でも自分では要領が悪く勉強やスポーツは苦手で得意なことなんてあるんだろうかと思っている。
だけど周りの人はそんな風には全く思わない。
町田くんに接する人はみんな、現代を生きる孔子のような仁徳溢れる彼の人柄に惹かれ救われていく。
そうして読者も巻き込んで町田くんは癒してくれる。

毎日を生きるのに精一杯の頑張っている(悩める)大学生にとって心の栄養剤になるかもしれない、面白いというよりもあたたかい漫画。

論語が好きで孔子が好きなあなた、この本を選んだ人はこちらの本も買っていますよ!

 

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ホームページ↓
http://betsuma.shueisha.co.jp/lineup/machidakun.html

ちなみに箔付いてます
2015年 - 第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞
2016年 - 第20回手塚治虫文化賞・新生賞
2016年 - このマンガがすごい! 2016 オンナ編第3位